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伯母の夢、叶う

 21,2013 00:00
先日の<あの人は今!>のコメントにR高校同級生の玄太さんが、
昔なつかしの『スター誕生!』での思い話をしてくれています。
ワタシの本記事より面白いので是非戻って楽しんで下さい。
玄太さん、追記は大歓迎でありますよ。




『スター誕生!』はワタシ達世代の歌手登竜門番組。
ここで勝ち抜けば文字通りスターになれるチャンスを掴めたんです。


今日は歌手を夢見た一人の女性のお話を。
それは我が母の妹、叔母であります。


ワタシの何倍も明朗活発にした伯母はとても社交的。
我が母と姉妹とはとてもとても信じられません。


ワタシの結婚式に久しぶりに再会し、次に会ったのは父の葬儀の時。
その次は納骨の日でありました。


父の墓の前で、伯母はこう言ったのです。


「ワタシ最近、仕事で忙しいのよ~」と。


20年以上も前のことですから、伯母もまだ50代半ば。
きっとパートでもしているのだろうと尋ねてみました。


「叔母さん、何をしているの?」


「歌手なの、歌手!


ええ~っ!!!


その場にいた親戚一同びっくり仰天!でありました。


母に問うと「知らない・・・」と呆気にとられているだけ。
行動が派手な人だとは前々から薄々感じていましたが、
歌手になっていたとは・・・・。


伯母はカバンの中をゴソゴソと何かを取り出し、
ワタシに手渡してくれました。


それは先日発売された新曲。
それもCDではなくて、
カセットテープ。
正しく演歌のテープでありました。


ステージ衣装のドレスを身につけた伯母が、
手の中で微笑んでいます。
その横には曲名と芸名ではなく本名が並んでいます。


「今時、CDじゃないんだぁ」
「カセットテープなんだぁ」
「本名で歌っているんだぁ」と、
そこかよっ!的なツッコミを心の中でしてしまったワタシ。


どうやらこれがデビュー2曲目だそうでした。
レコード会社はコロンビ◯だったと記憶しています。
もうそのテープは現在我が家では行方不明です。
無くなっても気にもなりません。
ちょっと人様に話すのも恥ずかしいので、
私自身もすっかり忘れていたことでした。
いや忘れたかった話だったかも知れません。


伯母は素人カラオケ大会の審査員などをして仕事をしていたようです。
デビューが50歳代だったので、
売り出すと云うより、
師事している先生のご厚意で曲を提供してもらったような感じでした。


3曲目をリリースしたかは知りません。


でも日本橋生まれの伯母は小さい頃から歌が上手くて大好きだったそうです。
その夢が人生後半で花開いたのであります。
人生諦めたらいけません。
何が幸いするかわかりません。


しかし親戚としては歌手になったと知らされた瞬間、
「何でこの歳で!」という言葉が脳裏を駆け巡ったのは、
私一人ではなかったと確信しております。


伯母の血がワタシにも流れているかと思うと、
数々の己の行動に合点がいきます、ハイ。





追記:
あの人は今!>に追加コメントありがとうございます!
戻ってお楽しみ下さい。








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